マイクロ波特性

マイクロ波特性 - SUPRAX® 8488 ホウケイ酸ガラス

SUPRAX® 8488 ホウケイ酸ガラスは、ランプのカバーガラス等マイクロ波が使用される用途に最適な材料です。

材料の半値幅 (Half-value Layer)

SUPRAX® 8488 の半値幅 (HVL) の測定結果は下記のとおりです。半値幅はマイクロ波の表示値として広く使用されています。TEM (Transversal Electro Magnetic) 波のパワーが熱へ転換されることにより、初期値が 50% まで減少するまで吸収される材料の深さを示します。測定は25℃から400℃のまでの温度域と 2.466GHz までを対象としています。

マイクロ波- SUPRAX® 8488 ホウケイ酸ガラス

Temperature 20 °C 400 °C
Dielectric constant ε’ 5.1 ± 0.1 5.7 ± 0.1
Dissipation factor ε’’ 0.050 ± 0.005 0.26 ± 0.03
Loss tangent 0.010 ± 0.001 0.045 ± 0.004
TEM half-value layer (mm) 610 ± 50 125 ± 10

薄型ウインドウの場合、ウインドウに析出した進行波電力の一部は以下のとおり簡潔に推測が可能です。

                                            0.693 · window thickness

   PowerFraction  ≈   ____________________________ 

                                                  half-value layer

厚さ 3mm の SUPRAX® 8488 の窓材で 20℃ の場合、析出した進行波電力はマグネトロンのアウトプットパワーの ~0.3% となります。

どのような条件であっても、電子レンジメーカが安全性に配慮して設計する場合に必要となる指数です。完成品に使用されている全てのガラス部品にダメージを与えるホットスポットの発生を防ぐために考慮されるべきファクターです。